いやいやいや、連続で本のはなしだ。
昨日の午前中に本と鍵の話を読んで、午後から伊坂幸太郎さんのフーガはユーガにとりかかった。


フーガはユーガ
伊坂 幸太郎
実業之日本社
2018-11-08



返却期限が迫ってるということもあり、随分長い間待って順番が回ってきた本だし、伊坂さんだし、とにかく読まねばという意気込みで。

でも、読み始めると読まねばというような義務感ではなく、とにかくどんどん読み進んだ。



IMG_9411 (1)
<おとなりの、放置されたミニトマト>


双子の優我と風我が、誕生日の日だけ2時間毎に入れ替わるという、ぶっ飛んだ設定だ。
タイトルの意味はそういうことだったのね。

ありえない話だけど、正直入れ替わりものはあんまり好みではないのだけど、読んでるうちにひょっとしたらあるのかも…なんてのめり込んでしまうから伊坂さんはすごい。
いや、栞子さんが単純なのか。


伊坂さんは初対面の 重力ピエロ で心を撃ち抜かれて以来、結構たくさん読んでいる。
彼の作品には殺し屋とか死神とかよく出てくるけど、いつももっとサラッとしていたと思う。
人の生き死ににかかわることなのに、こんな軽い描写でいいのかと疑問をもったことさえある。

今回はヘビーだったなー。
もちろん表現にはクスッと笑えるところとか、軽いところもあったんだけど。
読んでて顔が歪むようなエグい部分が多かった。

それでも途中でやめられなくて、一気読みしてしまったんだけど。
結末は、ちょっと残念な気持ちが残るなー。


いつも伊坂作品を読む時はメモをとって整理しながら読まないとわけが分からなくなるよなーと思う。
実際にメモをとりながら読んだことはないのだけれど。
ボーッと読むのではなく、しっかり頭を回転させながら読まなくてはと思うのだ。

今回もメモの準備がいるかなーと思いつつ、いつものようにその準備もせず読んだのだけど、今回は優我の視点から語られていたので、わりとぼんやり読んでてもついていけた。

その点もいつもの伊坂作品とは違うところだ。


最近本を読むのに随分時間がかかるようになったと思ってたけど、その気になれば今でもこんなにすぐに読めるのだということがわかって安心した。
つまり最近はその気になる作品に出会ってないということかな。





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