空色の小鳥
大企業のオーナーである西尾木家に後妻の連れ子として入った敏也は、3年前に急逝した兄に内縁関係の妻子がいることを知り、妻・千秋が末期癌であることを突き止める。千秋の死後、六歳になる娘の結希を引き取ることにした敏也。だがなぜか、兄を溺愛したワンマン社長の父や一族には、そのことを一切知らせずに暮らし始めた……。敏也の真意とは?  
  (Amazon「 内容紹介」より、一部編集しています)
 
 大崎梢さんというとデビュー作の 配達赤ずきん から読んでいて、本屋さんを題材にした作品が多く、悪い人は出てこないという印象です。
しかし、今回は主人公敏也の企みに え、これ本当に大崎さん? と思ってしまいました。
 
 でも、読み進んでいくと、大崎さんだから、たぶんこうなってこうなるんだろうな という思いが湧いてきて(最近ちょっとそういう読み方をしてしまう自分がいて、どうなんだと思ったりもするのだけど)、予想どおりの展開でした。
 
 ネタバレになるので詳しくは言えませんが。
 
 下心があったとしても、あれだけ一生懸命育ててたら愛情がわかないはずはないし、自分が思う以上に大切な存在になってくるよね。
 
 血縁至上主義の義父の心は頑なだけど、それでもちょっとずつほぐれて歩み寄って来ていることがわかり、良かったです。
 
 読み終えてから、自然にあったかい笑みが浮かんでくるような、そんな物語でした。



文庫も出てるのね。

空色の小鳥 (祥伝社文庫)
大崎梢
祥伝社
2018-06-13





今月はやっとペースが戻って4冊読めました。
先が気になってどんどん読み進む作品に出会えたということですかね。 




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